次世代ロジスティクスオープンデータ活用コンテスト

こんにちは,B4の西です.

昨年に引き続き,乃村研のメンバーで『次世代ロジスティクスオープンデータ活用コンテスト』に応募しました.

コンテストの結果発表が終わったので,この記事でコンテストの内容,応募作品,結果について報告します!

まずは,応募したコンテストの内容を簡単に紹介します.『次世代ロジスティクスオープンデータ活用コンテスト』は株式会社フレームワークスが主催したコンテストで,昨年に続き2回目の開催となります.
物流,倉庫,HEMS (家庭のエネルギー使用量を管理するシステム),人口統計についてのオープンデータを活用し,AIをはじめとする情報通信技術を用いた物流業界への新たな提案をするというのが募集内容です.
コンテストには,ビジネス部門,AI 部門および研究部門の3部での募集がされていました.

さて,では今回乃村研から応募した作品をご紹介します.

今回使用したオープンデータは HEMS に関するデータです.HEMS( Home Energy Manegement System )とは,家庭の電力,水道,ガスなどの使用量を管理するシステムです.
このデータを中心に,梶田康生さんにもアドバイスを頂きながら乃村研のメンバーで何度か話合いをしました.
物流業界をよく知る梶田さんに,業界の現状,要求,問題などをお話ししていただきとても参考になりました.

その結果,未来の在宅確率を予測して再配達減少を目指すというテーマで作品を作ることになりました.
そして,出来上がったのが,ディープラーニングにより未来の在宅確率を予測し,可視化するアプリケーション Pigeon (ピジョン) です!

こちらは Pigeon のマップ機能のスクリーンショットと電力使用量の予測グラフです.在宅確率が高いほど緑,低いほど赤の点で表現しています.
pigeon_ss_map.pnggraph.PNG
動画班が作ってくれた素晴らしい紹介ムービーです.


Pigeon は AI 部門に応募しました.
今年も応募締切ギリギリまで,全力で取り組みました!
応募したのは9/27(水)で,結果発表の11/13(月)までの間,入賞の知らせが来るのを信じてドキドキしながら待っていました.

すると結果発表の2週間前に,コンテスト事務局からメールが…!
待ちに待ったコンテスト入賞のお知らせメールでした!!! 諦めかけていた時のことだったので,とても嬉しかったです!

結果発表の11/13(月)に,具体的な賞の発表と表彰式が東京で行われ,僕とM2の江見さんの2人で参加しました.
会場は,東京大学内のダイワユビキタス学術研究館という施設でした.東京大学ということで,赤門で写真も撮りました.あたまがよくなったきがします.

ファイル 2017-11-24 13 21 08.jpegIMG_5970.JPG

会場の様子はこんな感じでした.(会場の外観は撮り忘れてたので,昨年の写真を拝借しました)
IMG_2905.JPGdsc_0212.jpg

表彰式ではまず,株式会社フレームワークスの代表取締役社長の秋葉淳一さんの挨拶と,東洋大学の坂村健教授からコンテストの講評がありました.

そして,いよいよ結果発表です!
Pigeon の結果は…!!!!!

なんと,なんと!優秀賞でした!!!!!

今回のコンテストでは,最優秀賞作品は「該当なし」でした.
また,優秀賞は Pigeon のみで,審査員特別賞として5作品が選ばれました.

つまり,ナンバー1です!!
残念ながら,最優秀賞とはなりませんでしたが,昨年の審査員特別賞から1段階ステップアップです!
立派な表彰状とクリスタルのトロフィーをいただきました!
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表彰状にある通り,応募グループ名は,『西良太と乃村研究室の仲間達』です.
昨年のチーム名『石川大夢と乃村研究室の仲間達』を受け継ぎました!

自分の名前を入れていただいてとても嬉しいですが,昨年表彰式に参加したM1の石川さんが言っていた通り,読み上げられるときはとても恥ずかしかったです (笑)

表彰式の後には,受賞者によるプレゼンテーションが行われました.
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表彰式後には,報道関係の方からインタビューを受けました.以下の URL から掲載された記事を見ることができます.いい感じの写真を撮っていただいたので是非見てください!
https://lnews.jp/2017/11/j111310.html

その後,レセプションパーティにも参加しました.
パーティでは,審査員や,他の受賞者の方々とお話しすることができ,とても良かったです.
実際に物流関係の仕事をしている方のお話も聞くことができました.
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今回,応募した Pigeon は,研究室のメンバーみんなで協力して作ることができたと思います.
その中で,先輩方のアイデアの発想力や技術力の高さを感じました.
来年は,自分の技術を高め,より貢献できるよう頑張りたいと思います!



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