プログラム実行速度の調整制御機構の研究開発


【目的】

プログラム実行速度を調整できる制御法の確立


【期待される効果】
  1. ハードウェア性能の範囲で、自由にサービス処理速度を調整できる
  2. その時々の目的に合わせて、自在にプログラム実行速度を調整できる
  3. 個々の利用者のレベルに合わせて、適切なサービス処理速度を提供できる

【課題】

  1. プログラムへのプロセッサ割当の調整 (可変プロセッサ性能 : 時分割割当て)
  2. プログラムが要求する入出力性能調整 (可変入出力性能 : 回数調整、時間調整)
  3. 可変プロセッサ性能と可変入出力性能の融合 (可変ハードウェア性能)

【研究状況】
  1. 可変プロセッサ性能
    1. 基本方式
      1. プログラムの実行を単位時間(タイムスロット)に分割し、思い通りに実行時間を調整(1/2)
      2. タイムブロックを利用し、タイムスロットにプログラム実行を割り当てる方式を提案(2/2)
    2. 調整の精度(処理時間の評価)
      1. プログラムの実行速度を誤差1%以下の精度で調整可能(1/3)
      2. 割り込み処理が多発すると調整精度低下(2/3)(3/3)
    3. 処理の均一性(処理の滑らかさの評価)
      1. サービス処理を均一に伸縮できているか否かの評価尺度(1/4)
      2. プログラム実行速度は、入出力により具現化 → プログラム入出力に着目(速度調整度)(2/4)
      3. 疑似周期方式と改良疑似周期方式において、木目細かくサービス処理速度を調整可能(3/4)(4/4)
  2. 可変入出力性能
    1. 基本方式   
      1. 入出力時間の調整法 (各入出力の時間を調整)(1/3)
      2. 入出力回数の調整法 (単位時間内の入出力回数を調整)(2/3)(3/3)
    2. 入出力時間の調整法
      1. 裸入出力処理後に、要求性能に見合う時間だけ遅延処理を行ない調整(1/3)
      2. 2種の遅延処理方式(WAIT方式とLOOP方式)を評価(2/3)
      3. LOOP方式 : 誤差6%以内で調整可能、WAIT方式 : 調整精度がタイマの精度に依存(3/3)
    3. 入出力回数の調整法   
      1. 周期内での入出力回数を調整する方式(1/5)
      2. 周期を固定と可変とする2方式を評価(周期固定方式と周期可変方式) → 周期固定方式が有効(2/5)
      3. 入出力優先度を導入し、入出力回数をうまく調整し、広い範囲での性能調整を実現(3/5)(4/5)(5/5)

【代表的な発表論文】
Last updated: Friday, 24-Feb-2017 18:08:00 JST