吉田 尚史
- 所属:
- 岡山大学 大学院自然科学研究科 電子情報システム工学専攻 乃村研究室 GNグループ
- yoshida-h(at)swlab.cs.okayama-u.ac.jp
- GitHub:
- https://github.com/yoshida564
履歴
2012年(平成24年) 徳島県立徳島北高校 卒業2012年(平成24年) 岡山大学工学部情報系学科 入学
2016年(平成28年) 岡山大学工学部情報系学科 卒業
2016年(平成28年) 岡山大学大学院自然科学研究科(博士前期課程) 入学
研究テーマ
- 学部:
- カレンダの操作履歴を用いた予定の変更抽出
- 概要:
- カレンダの予定が重複した場合,予定を調整する必要がある. 予定を調整する方法の1つとして,書く予定間の優先度を比較し,優先度が低い予定の変更することが考えられる. しかし,優先度を決定するための要因はさまざまなものがあり,全ての予定について. 要因に対応するパラメータを設定することは手間が大きい. 本研究では,予定の優先度を推定するために,カレンダアプリケーションのデータ更新履歴に着目する. 更新履歴には各要因に対応するパラメータと組織や予定の種類によって異なる特徴が反映されている. このため,更新履歴を用いてパラメータや特徴が反映された優先度を推定できる. 重複した予定を調整する場合には,予定の実施日時を変更する. このため,重複した予定を判別するために, 予定の実施日時の変更を抽出する.
- 修士:
- 計画立案の行動に着目したカレンダ情報のダミーデータ生成
- 概要:
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カレンダ情報を扱う手法の研究やアプリケーションの開発において,
カレンダ情報をテストケースとして用意したいという要求がある.
しかし,実際に使用されているカレンダ情報の収集はプライバシーの保護や守秘義務の観点から困難である.
そこで,カレンダ情報のダミーデータを生成する手法を提案する.
提案手法では,複数の繰り返し発生する予定の集合と
単発で発生する予定を組み合わせ,カレンダ情報のダミーデータを生成する.
また,繰り返し発生する予定を生成する場合,計画立案の行動に着目して
予定を生成する.カレンダ利用者のモデルを想定し,
想定したモデルの特徴を反映したカレンダ情報のダミーデータを生成する.
- 実績:
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吉田 尚史, 乃村 能成,
`` 計画立案の行動に着目したカレンダ情報のダミーデータ生成手法の提案 ,''
情報処理学会研究報告, vol.2016-DPS-168, no.3, pp.1-7 (2016.11).
第168回マルチメディア通信と分散処理研究発表会
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吉田 尚史, 乃村 能成,