高家 雄太郎


所属 :
岡山大学 大学院自然科学研究科 電子情報システム工学専攻 乃村研究室 Newグループ
E-mail
takaie(at)swlab.cs.okayama-u.ac.jp

履歴

2015年(平成27年) 私立香川県大手前高等学校 卒業
2015年(平成27年) 岡山大学工学部情報系学科 入学
2019年(平成31年) 岡山大学工学部情報系学科 卒業
2019年(平成31年) 岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻 入学

研究テーマ

テーマ
マイクロサービス構成のシステムにおける,分散配置を支援する手法の提案
概要
マイクロサービス構成のシステムにおいて,システムを構成する多数のコンテナやプロセスの分散配置を支援する手法について研究しています. マイクロサービスアーキテクチャでは,機能ごとに分割した複数の小さなサービス(マイクロサービス)でシステムを構成します.各サービスは,コンテナとよばれる仮装環境で実現され,コンテナ間はネットワークで結ばれます.コンテナは,複数の計算機にまたがって配置されることもあります.したがって,マイクロサービスアーキテクチャに基づくシステムの設計には,以下の検討が必要になります.
  • マイクロサービス(コンテナ)のサービス粒度
  • 複数計算機におけるマイクロサービスの配置
  • 通信オーバヘッドの少ないネットワークトポロジ
しかしながら,システム内のコンテナの数や計算機の数が増えてくると,これらを考慮してシステムの性能を最適化するのは容易ではありません.そこで,研究では,プロセスのライブマイグレーションやコンテナの分割統合を実現して利用することで,上記のメトリクスを動的に変化させながらシステムのベンチマークを取得する手法について検討しています. 具体的には,以下の2つがあります.
  • Docker と CRIU を用いてコンテナ配置を動的に変更する手法
  • Docker コンテナ内から特定のプロセスを分離する手法
実績
高家 雄太郎, 乃村 能成 `` CRIUを利用したコンテナ分割手法 ,'' 第18回情報科学技術フォーラム(FIT2019) 講演論文集, vol.第1分冊, pp.165-166 (2019.09). 第18回情報科学技術フォーラム(FIT2019)

関わったプロジェクト


その他

趣味はバドミントンです.